当施設に寄せられるよくある質問になります。ご不明点等ございましたらこちらのページをご参考の上、お問い合わせページよりお問い合わせください。
- Q介護老人保健施設と特別養護老人ホームの違いは何ですか?
- A「介護老人保健施設」(通称:老健)と「特別養護老人ホーム」(通称:特養)は、どちらも介護保険を利用して施設に入所し、介護サービスを受けることができる介護保険の「施設入所サービス」のひとつです。
大きな違いは、「特養」は介護を受けながらその施設で長く生活をする施設であるのに対し、「老健」は、看護、介護、リハビリなどの医学的観点からご本人の充実した状態を取り戻し、主に在宅復帰を目指すための施設です。
入所期間については、ご家族様のご希望などをお聞きする中で、ご相談に応じており、特に制限は設けておりません。
大きな特徴として「老健」は、「特養」と異なり、医師が常勤しており、看護職員・介護職員は24時間体制で勤務しておりますので、より安全で安心です。
- Q介護老人保健施設ではどのようなことを行いますか?
- A介護老人保健施設は、リハビリテーションを中心としたサービスを提供し在宅復帰を目的としています。このため、医師・看護師・介護職員の他に理学療法士・作業療法士等、リハビリに特化した職種を配置しています。
また施設内での日常生活に必要な食事・入浴・排泄・レクリエーションなどの介助等を行っており、管理栄養士・支援相談員・介護支援専門員(ケアマネージャー)など多職種がご利用者様のニーズに応えております。
- Q「介護老人保健施設」を利用したいのですが、どのような人が利用できるのですか?
- A介護保険制度で運営しておりますので、介護保険が適用される方が対象となります。具体的には、短期入所は65歳以上で「要支援1」以上、施設入所は65歳以上で「要介護1」以上の介護認定を受けた方が対象となります。ただし、40歳から64歳で「特定疾病」に起因する要介護認定を受けた方も利用できます。ご利用の手続きも含め、「支援相談室」の支援相談員が対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
- Q介護保険証があれば介護サービスが受けられるのですか?
- A介護保険証だけでは、介護サービスを利用することはできません。ご利用する場合は、住民票のある市町村へ介護認定の申請を行ってください。申請を行うと、市町村職員またはその委託を受けた施設やサービス事業所の職員が、家庭に伺い、心身の状況等の調査を行います。その調査結果と、かかりつけ医の意見書を元に介護認定審査会で判定し、その結果に基づいて市町村が認定し申請者に通知することになります。
- Qサービス利用を希望する場合どのような手続きが必要ですか?
- Aまずは支援相談員までお電話にてご連絡ください。相談日の日程を調整し、施設でのご相談、入所判定会議、契約、入所日の決定の順となります。詳細はこちらをクリックしてご確認ください。
- Q利用料金はどれくらいかかるのですか?
- A介護保険でのサービスは、原則としてかかった費用の1割負担ですが、所得によっては2割負担・3割負担の方もおります。また、要介護度によっても異なります。そのほか、食費、部屋代、日常生活品費は別途ご負担が必要になります。利用料金についてはそれぞれご利用料金欄をご覧くだくとともに、詳しくは、相談窓口にご相談ください。
- Q入所中、かかりつけ医や専門医に受診することはできますか?
- A施設には専任の主治医となる施設医が配置され、施設においての診療を受けることが基本となるため、介護保険の制度上はできないことになっています。ただし、施設医が専門医の診察が必要と個別に判断した場合は、例外的に受診していただくこともあります。もちろん、救急搬送することもあります。
- Q医療的な処置があっても利用できますか?
- A当施設で対応できない医療行為もありますし、条件付きでの利用となる医療行為もございます。入所相談の際に相談窓口にお問い合わせください。
- Q現在服用中の薬は継続できますか?
- A入所後は当施設の施設医による処方となりますので、現在、内服・使用されているお薬は、同種同効薬へ変更させていただく場合がございます。
- Q老人保健施設ではどのようなリハビリを行うのですか?
- A足・腰等の身体機能に重点をおいた歩行訓練、関節可動域訓練等の運動リハビリテーション、認知症の進行予防や抑制のための脳力トレーニングなどの個別・生活リハビリテーションやレクリエーション的な要素も取り入れた集団体操などを理学療法士や作業療法士などの専門職により行っております。また、日常生活全てをリハビリと捉え、できることはご自分で行っていただくことで生活の質の向上を目指すとともに、自宅復帰など次のステップアップに向けての目標設定を確認し、それに合わせたリハビリプログラムを立てております。
- Q入浴は何回入れるのですか?
- A原則週2回の入浴を実施しております。浴室までの移動・着替え・浴槽の出入りも含めて入浴の時間もリハビリと考えております。
- Q面会をしたいのですが?
- A現在は新型コロナウイルス等感染症防止対策として、基本的にはトランシーバーを利用したガラス越し面会やタブレット等によるリモート面会とさせていただいており、時間は午前10時から16時までの間に7組がご利用いただけます。事前のご予約をお願いいたします。
- Q外出・外泊をしたいのですが?
- A可能です。事前にご相談いただき、施設医師の許可のもと実施しております。また、当施設がご本人の状態から外出等が困難と判断した場合は、許可できないこともありますので予めご了承ください。
詳細はこちらをクリックしてご確認ください。
- Q短期入所療養介護(ショートステイ)とは何ですか?
- A日常、在宅で生活されている方の介護をされている家族が、冠婚葬祭など所用のためにご本人の介護ができない、また、日々の介護から離れてリフレッシュしたいなど理由は多々ありますが、一泊二日、二泊三日、一週間などと期間を設定し、その間、施設をご利用することを言います。対象者は要支援1~要介護5までの方です。在宅のケアマネージャーさんに一度、ご相談下さい。
- Q短期入所療養介護(ショートステイ)は毎月定期的に利用できますか?
- Aベッドに空きがあればご利用いただけます。お申し込みは随時承っておりますので、ご希望がある場合はお早めにご相談ください。
- Q通所介護(デイサービス)と通所リハビリテーション(デイケア)の違いは何ですか?
- A通所介護は、自宅からの送迎、入浴や食事その他日常生活に必要なケア・機能訓練を行うことにより利用者の社会的孤立感の解消及び心身機能の維持並びにご利用者様のご家族の身体的及び精神的負担の軽減を図るサービスです。
一方、通所リハビリテーションは、基本的なサービスは通所介護と同じですが、それに加え、理学療法士・作業療法士などの専門スタッフが配置され、リハビリテーションを通じた身体機能の維持回復に重点が置かれています。白樺荘では通所リハビリテーションサービスを実施しています。
詳細はこちらをクリックしてご確認ください。
- Q介護保険のサービスを利用したいけど、利用の仕方がわかりません。どうしたらいいですか?
- Aまずは市町村や支所または居宅介護支援事業所、地域包括支援センターにご相談ください。お宅を訪問した上で、どのようなサービスが必要なのかのアドバイスがいただけます。
- Q業務従事者の体制はどうなっていますか?
- A介護老人保健施設は、看護、介護、リハビリなどの医学的観点からご本人の充実した状態を取り戻し、主に在宅復帰を目指すための施設です。このため、常勤医師、24時間体制での看護職や介護職、理学療法士・作業療法士等医療職を手厚く配置しております。
- Qターミナルケア(看取り)は行っていますか?
- A常勤医師、24時間体制での看護職や介護職、理学療法士・作業療法士等医療職を手厚く配置する中で行っております。